2010年4月30日金曜日

映像のノリの悪さを改善する方法 - Music Maker

アレンジャー
「音のテンポに合わせて映像素材を配置したのに、映像切り替えタイミングに違和感を感じた」事はありませんか。
そのような時は、映像の切り替えタイミングを少し早めると「ぴったり感」が出ます。

**** 手順
o 映像素材を、アレンジャー(= アレンジメント画面)上の「ぴったり」位置よりも0.2秒程度前に置くと、良い感じになります。
   + アレンジャーの拡大表示を使って合わせます。

o 必要な精度は、0.05秒から0.02秒程度。その場所の前後に「妙に違和感を感じる」場所がありますので、調整は慎重に行います。
o ここぞ、というタイミング以外は、適度に外す事も大切です。タイミングを常に合わせると、印象が薄くなります。


**** メモ
o 0.05秒は、映像制作者にとっては見過ごす単位。でも、曲にとっての0.05秒は、音のイメージを変質させる程の大きな単位です。
o 30fpsの1コマ = 0.03秒強 = 1/64分音符位の大きさです。0.05秒の精度となると、初音ミク用の入力でも普通に使います。

o 初めて試みる方は、映像の切り替えタイミングを 0.2秒程度前にした映像を作って、変更前後の映像を比べてみると、効果が分かると思います。
o この手法に慣れた方には、こちらのメモもどうぞ。「映像の印象を、切り替えタイミングで強調する


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関連ページ:
    ▼アレンジャー
    ▼映像素材を並べる
    ▼Music Maker
    ▼制作メモ
    > 映像の印象を、切り替えタイミングで強調する
    トラックの意味。前景と背景
    トラックを入れ替えたり、増減させる