2012年7月3日火曜日

部品の姿を表示、または非表示にする方法 - SynthMaker

回路図の操作
○SM2 ○FL10
SynthMakerでは、つまみなどを表示部分含む部品について、姿の表示、非表示を切り替える事が出来ます。

o 大きな部品として纏めた時は、「大きな部品」と「つまみ」の両方を表示状態にしないと、つまみは画面に表示されません。


**** 手順
o 部品を選択状態にします。
    + 部品をマウスでクリックする方法が簡単です。
o すると、部品の下に記号類が並びますので、「G」という文字がある場合は、「G」をクリックします。
    + 「G」という文字が枠で囲われていると、その部品は表示状態になっています。
    + 「G」の表示は、その部品の中で「MGUI」関係部品を使っている時に現れます。
o 並んでいる記号類の中に「G」という文字が無い場合は、少しややこしくなります。
    + 記号類の中に目のマークがあるのですが、目のマークをクリックして斜線を付けると、その部品を置いた部品の「上位の」部品で、非表示になります。
    + つまみ部品の場合は、大抵、部品の中を辿る事が出来ます。
        + この場合は、1つ下の階層で目のマークをクリックして斜線を付けます。
    + 部品の中を辿る事が出来ない場合は、
        + 部品化して、強制的に入れ子を作ってから、下の階層で操作する方法が簡単です。

o 表示状態になっているのに、目的のつまみが表示されない時は、部品の中を調べてみます。
    + 例えば、「モジュール1」の中に「つまみ」が入っている時は、
    + つまみを表示する為に、「モジュール1」「つまみ」の両方を表示状態にする必要があります。
    + 操作手順は、「回路図に配置されている大きな部品の中を見る方法
o それでもつまみが見えない時は、部品の右下を引っ張ると、隠れているつまみが出てきます。


**** メモ
o 部品の姿を非表示にする方法は、お手軽にプラグインを作る時に便利です。
o 機能的に似ている部品やつまみを持って来て、新しいプラグインの部品にしてしまう事が出来るからです。


**** 確認したバージョン
o SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition
o FL STUDIO 10 Producer Edition   Version 10.0.9 (Signature Bundle)   32ビット版


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関連ページ:
    ▼回路図の操作
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > 部品のプロパティ設定画面を表示する
    部品のプロパティ設定画面表示を、有効無効にする
    部品にプロパティを持たせる
(2012年7月7日追加。Gマークが表示されない部品)
(2012年7月4日追加。メモ欄)

Statistics = 回路図の使用部品点数を確認する方法 - SynthMaker

回路図の操作
○SM2 ○FL10
回路図の使用部品点数を確認したい時は、上のメニューから「File」-「Statistics...」


**** 手順
o SynthMaker画面上部にあるメニューから、「File」-「Statistics...」
o 小さな画面が現れますので、表示内容を確認します。
o 確認が終わりましたら、「Close」ボタンを押して、小さな画面を閉じます。

** 小さな画面の表示内容
o Primitives =基本部品点数
o Modules = 大きな部品点数
o Total = 合計部品点数

o Links = 接続に使った線の数
o Wireless = 無線接続の数
o Sync Modules = 同期する部品数


**** メモ
o SynthMaker FREE版など、使用部品点数に上限がある製品を使っている場合は、お世話になる機能です。


**** 確認したバージョン
o SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition
o FL STUDIO 10 Producer Edition   Version 10.0.9 (Signature Bundle)   32ビット版


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関連ページ:
    ▼回路図の操作
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > ▼主な部品

FL STUDIOのSynthMakerプラグインで作成した回路図を、SynthMaker製品版に移行する方法 - SynthMaker

SynthMakerのサポートを受ける
簡単な回路図を作って試してみた所、FL STUDIOのSynthMakerプラグインで作成したプラグインの回路図は、基本的に SynthMaker 製品版に移行する事が出来ました。

o 細かい確認はしていませんが、回路図を取り込む事に成功しました。

なお、以下の手順について、メーカーの保証はありません。
「既に SynthMaker 製品版を持っているけれど、FL STUDIOで自作した回路図を有効利用したいなあ。」と思った時にどうぞ。


**** 手順
o FL STUDIO付属の SynthMaker プラグインで、回路図を開きます。
o その回路図を、ファイルに保存します。上のメニューから、「File」-「Save as」
o 保存した osmファイルを、対応するバージョンのSynthMaker 製品版で開きます。
    + FL STUDIOのバージョンが10.0.9 の場合は、SynthMaker 2.0.5で開く事が出来ます。
    + 試したのは、SynthMaker Professional版です。
o 英語の警告が出ますが、そのまま「はい(Y)」を押して強制的に読み込みます。
    + 英文の意味は、「この保存ファイルは、SynthMakerの新しいバージョンで作成されています。SynthMakerの最新版は、www.synthmaker.comにあります。今のバージョンでも、この保存ファイルを強制的に読み込む事が出来ますが、予期しない現象が起こるかもしれません。それでもこのファイルを読み込みますか?」

o 回路図を読み込むと、SynthMaker 製品版に含まれていない部品は削除されています。ですので、削除された部分を他の部品で補うなどします。


**** メモ
o なお、SynthMaker 2.0.4では、保存したosmファイルを開く事が出来ませんでした。
    + 回路図の移行が必要な時は、SynthMaker を2.0.5にアップデートしてから保存ファイルを開きます。


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関連ページ:
    ▼SynthMakerのサポートを受ける
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > ご参考。SynthMaker 各製品の機能比較
    リンク。SynthMakerの製品情報

FL STUDIO グループ = プラグイン外部やFL STUDIO本体とデータ送受信を行う部品群(FL STUDIO版専用) - SynthMaker

主な部品
×SM2 ○FL10
Audio Input = 音声を入力する(FL STUDIO版専用)
Audio Output = 音声を出力する(FL STUDIO版専用)

FL STUDIOグループの所属部品
表示名
(ツールボックス)
所属
グループ
表示名
(回路図上)
意味
ツールボックス表示のABC順
Audio InputFL StudioAudio In音声を入力する(FL STUDIO版専用)
Audio OutputFL StudioAudio Out音声を出力する(FL STUDIO版専用)
Audio SelectorFL StudioAudio Selector何もしない。製品版では「音声出力デバイスを選択する」
Delay CompensationFL StudioComp遅延補正を行う(FL STUDIO版専用)
Editor OpenFL StudioEDOpenプラグイン設定画面表示判定。True = 表示中(FL STUDIO版専用)
Internal ControllerFL StudioController内部コントローラー(FL STUDIO版専用)
Is PlayingFL StudioPlaying再生中判定。1 = 再生中(FL STUDIO版専用)
MIDI InFL StudioMIDI InMIDI入力する
MIDI In SelectFL StudioMIDI In SelectMIDI入力ポートを選択する
MIDI OutFL StudioMIDI OutMIDI出力する
MIDI Out SelectFL StudioMIDI Out SelectMIDI出力ポートを選択する
Multi VoicesFL StudioMultiVoice部品「Voices」の高機能版(FL STUDIO版専用)
PPQ PositionFL StudioPPQPos(おそらく1小節の4分の1単位で)同期パルスを出力する(FL STUDIO版専用)
Sample PositionFL StudioSampleP小節単位で同期パルスを出力する(FL STUDIO版専用)
Sample RateFL StudioSampRatサンプルレートを出力する(FL STUDIO版専用)
TempoFL StudioTempoFL STUDIOで指定したテンポを出力する。2種類ある(FL STUDIO版専用)
Time SignatureFL StudioTimeSig拍子記号(1小節に入る音符の数と大きさ)を出力する。2種類ある(FL STUDIO版専用)
Wii NunchukFL StudioWiiNunchukゲーム機 Wii の「ヌンチャク」コントローラーから入力する(Bluetooth経由)
WiimoteFL StudioWiimoteゲーム機 Wii の Wiiリモコンから入力する(Bluetooth経由)
Wiimote IRFL StudioWiimoteIRゲーム機 Wii の Wiiリモコンの赤外線センサーから入力する(Bluetooth経由)
XBox360FL StudioXBox360ゲーム機 XBox360 のコントローラーから入力する
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FL STUDIO グループは、外部やFL STUDIO本体とのデータ送受信を行う部品群です。

o このグループは、FL STUDIO付属のプラグイン版のみに付属しています。
o (FL STUDIO版専用部品)と表記した部品は、SynthMaker 製品版にはありません。
    + なお、Audio In / Out については、他の部品で置き換える事が出来そうです。
    + Audio In = > DS In もしくは ASIO In
    + Audio Out = > DS Out もしくは ASIO Out
    + (最終的に VSTプラグイン化する時は、互換性を意識して作ります。)


**** 確認したバージョン
o SynthMaker 2.0.5 Professonal Edition   -   非サポート
o FL STUDIO 10 Producer Edition   Version 10.0.9 (Signature Bundle)   32ビット版 (説明文と配置のみ)


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関連ページ:
    ▼主な部品
    ▼SynthMaker
    ▼制作メモ
    > ▼Elementグループ = 部品作成と定数、型変換に関する部品群
    ▼String グループ = 文字列操作を行う部品群
    ▼DSP グループ = 音声ストリームを低レベルで操作する部品群

SynthMaker公式フォーラムの辿り方 - SynthMaker

SynthMakerのサポートを受ける
SynthMaker公式フォーラムの表示は、タイトル文字列と説明文が左側に並んでいます。
ですので、タイトル文字列をクリックして目的のトピック(= 掲示板)を見つけます。

o フォーラムの中には、ログインユーザーや購入者しか辿れない場所があります。
o マニュアル類の入手は、SynthMakerを起動して、Helpメニューから選択する方法もあります。
o 不具合報告手順に関しては、下の方にある Support(ユーザーサポート)欄の説明をご覧下さい。

SynthMaker公式フォーラムのカテゴリー一覧
名前意味
Downloads (ダウンロード)
SynthMakerSynthMaker最新版や、リリースノートの入手はこちら。
Manuals機能説明書(ユーザーガイドと、リファレンスマニュアル)の入手はこちら。
Support Files拡張部品「Analog Modelling Kit」の入手はこちら。
Help & Information (ヘルプと情報)
Tutorials入門書(チュートリアル)の入手はこちら。
User Forums (投稿掲示板)
GeneralSynthMakerに関する一般的な議論
下記の掲示板に無いSynthMaker議論はこちら。
GraphicsSynthMakerの表示機能と操作性(ユーザーインファーフェース)に関するヒント、小技と議論。
Sound「音声合成技術、デジタル信号処理と、関連する数学」に関する話題はこちら。
Examplesサンプルやモジュールの投稿はこちら。
将来的には公式サンプルを提供する予定です。
Projectsコラボ(= ユーザー同士で何かを作るプロジェクト)はこちら。
Help質問とお助け掲示板はこちら。
不具合報告は、「Support」-「Bug」へどうぞ。
Registered Users高度な情報提供と議論。SynthMaker購入者限定エリアです。
Off topic雑談。主に、SynthMakerに関係が無い話題です。
Support(ユーザーサポート)
Bugs不具合の疑いがある現象について議論します。
バグレポートの投稿手順を知りたい方は、一番上の投稿記事「The Bugs Forum & How to Report A Bug」に書いてあります
Ideas and Requests要望と新機能アイデアはこちら。
なお、不具合に関する話題は、こちらではありません


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    > SynthMaker の Analog Modelling Kit を入手する
    FL STUDIO版SynthMakerプラグインで、サンプル回路図を入手する(FL STUDIO版専用)
    SynthMaker製品版の起動を高速化する