2012年7月12日木曜日

変数 %0 = 実行中のバッチファイル名、もしくはCALLラベル名 - Windowsのコマンドプロンプト(bat,cmd)

Windowsコマンド。プログラム実行関連
○Windows XP
実行中のバッチファイル自身のファイル名が入っています。
但し、CALLコマンドでラベルの内容を実行している間は、CALLコマンドで指定したラベル名が入ります。

o 実行する時に呼び出したバッチファイル名が、そのまま入ります。
o CALLコマンド実行時、ラベル名が入る変数は %0 だけです。
    + %~n0 のように加工指定した場合は、バッチファイル名が加工されますので、注意します。


**** 書式
--------
%0
--------



**** 戻り値 ( ERRORLEVELの値。確認分のみ )
o (設定なし) = この機能は、ERRORLEVELの値を更新しません。


**** 使用例
-------- ミクさん.bat
@echo off
echo このファイルの名前は「%0」です。
echo 起きて下さい。%~n0。
--------


o 実行コマンド
--------
ミクさん.bat
--------

    + %と0の間にキーワードを入れると、変数の取り出し方を変える事が出来ます。
    + 詳しくは、「%変数の使い方


**** 機能
o 実行中のバッチファイル自身のファイル名が入っています。
    + この変数に入るファイル名は、バッチファイルの呼び出し方次第で変わります。
    + 「ミクさん.bat」だったり、
    + 「c:\ミクさん\ミクさん.bat」だったり、
    + 「..\ミクさん.bat」だったりします。
o 但し、CALLコマンドでラベルの内容を実行している間は、CALLコマンドで指定したラベル名が入ります。
    + %~n0 のように加工指定した時は、バッチファイル名が加工されますので、注意します。


**** 確認したバージョン
o Windows XP Service Pack 3 (32ビット版)


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関連ページ:
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    ▼制作メモ
    > 変数 %1 = バッチファイルやCALL文の最初の引数
    変数 %* = %1以降の引数全て
    環境変数 PATH = 実行可能ファイルを検索する場所